実戦で鍛えた本物のカタチ
ツーリングカーレース最高峰への参戦を
通して得たノウハウをフィードバック。
レッツォの企画が立ち上がったのは1984年のこと。当時の企画・販促担当者によると
カー用品メーカーとしてモータースポーツは避けて通れないところです。
ちょうどF1でホンダが強くなり始めた時期でしたね。
開発は単純にブームに乗るのではなく、まさに本気の取り組みといえるものでした。
アドバイザーにレーシングドライバーの津々見友彦氏を迎え、グループA、N1耐久、GTなどツーリングカーレースに参加して、実戦で製品を開発していきました。
津々見さんがステアリングから持ち替えたときに、違和感がないシフトノブが欲しいということ で、ステアリングの一部をカットして試作品を作り、要望を叶えていった。
さらに右ハンドル車専用の左右非対称という業界初の形状にもチャレンジしました。
津々見氏からさらに難しい注文がありました。
ペダルでは、ヒール&トゥ(つま先でブレーキをふみ、かかとでアクセルを同時に踏む運転技術)ができるように、普段は滑らず、操作するときだけ滑るような表面にしたい!
そんなレーシングドライバーの理想を、アイデアと工夫で次々に具現化していったのが、
RAZOのはじまりです。
1986
レーシングドライバー津々見友彦氏をアドバイザーに迎え、シフトノブ、ステアリング、ペダルの3種類を発売。人と車の接点となるパーツを創るというコンセプトだった。
1989 - 90
津々見友彦氏と共に全日本ツーリングカー選手権(JTC)にCIVIC(EF3)で参戦。
マカオ ギアレース CIVIC(EF3)で優勝。
1990
チタンペダル発売
1991 - 93
RAZO TRAMPIO CIVIC(EG6)にてN1耐久シリーズに参戦。
91年92年と2年連続シリーズチャンピオンを獲得。
1991
ドライビングランプ「ファジーオートランプ」発売
アルミホイール発売
1992
マグペダル発売
1994
TRAMPIO RAZO R32スカイラインGTRにてスーパーN1耐久に参戦。
1995
TRAMPIO RAZO R33スカイラインGTRにてスーパーN1耐久に参戦。
4月30日の第2戦仙台ハイランドで優勝。
これはR33GTRの公式戦初優勝(RAZO調べ)といえる。
この年はその後も好成績を収め、 R33GTR同士のシリーズチャンピオン争いに勝ち同年シリーズチャンピオンを獲得。
1996 - 97
TRAMPIO RAZO EXiV にて全日本ツーリングカー選手権(JTCC)に参戦。
1996
スポーツエアクリーナー
「トルネードフィルター」発売
1997
薄型ハロゲンランプ
「スーパーフラットハロゲンF45」発売
1999 -
今村陽一選手をアドバイザーに迎えドリフトノブ開発。
当時RAZOで力を入れていた、重量ノブがドリフトに有効なことを今村陽一氏が証明。
高重量なノブがユーザーにも広く受け入れられていくきっかけとなった。
2000 -
世界最大のカスタマイズカーショーと言われるアメリカのSEMA SHOWに出展。
以降19年連続出展。
アメリカでのRAZO製品の販売本格開始。
2001
全日本GT選手権にC-WEST RAZOシルビアにて参戦。
そのC-WEST RAZOシルビアがグランツーリスモに登場。
バーチャル世界の中とは言え、実際のレース車両で参加できると話題に。
山本泰吉選手とアドバイザー契約
2001
アルミフレームのウィング一体構造のワイパー
「ウィングブレード」発売
2003
オペラパフォーマンス RAZO S2000にて、Super Batttle in Tukuba に参戦。
車両製作:オペラパフォーマンス/ドライバー:山本泰吉氏
シルビアに続いてSuper Battle用S2000もグランツーリスモに登場。
チューニングカーがゲーム内とは言え、レースの世界に殴り込み。
2005
数々のRAZO車両はグランツーリスモに登場してきたが、今度はグランツーリスモ内のオリジナル車両の実車化を実現。
グランツーリスモオリジナル車両「350Z RS」の実車版エアロキットを発売。
東京オートサロンにて発表。
2005
アメリカのSEMA SHOWにもグランツーリスモ350Z RSを出展。
2006
グランツーリスモに登場するZ33エアロ発売
2008 -
折目遼選手とアドバイザー契約。
それまで、フォーミュラニッポンに参戦していた折目選手だが、この年、S-GTへのチャレンジに際して契約。
折目選手の紹介により、RE雨宮とのコラボもスタート。
2008 -
RE雨宮とコラボ製品発売。
RE雨宮シフトノブ カーボン400の製造開始。
2009
USA TOYOTAの若者向けブランドであるSCION。
RAZOはジャパンブランドとして、そのSCIONとコラボレーションを展開。
SCION xD、xB、tC、iQの限定車にSCION & RÄZOのダブルブランドのシフトノブが装着された。
2009
青少年育成カートプログラムに参加。
未来のF1ドライバーを目指すジュニアレーサー支援するプログラム。
このプログラムでは、ジュニアレーサーはスポンサーロゴを背負ってカートレースに参加。
2011
ニュルブルリンク24時間・日産GT-Rクラスに、グランツーリスモ創始者・山内一典氏自身とRAZOとグランツーリスモのアドバイザーでもある山本泰吉氏が参戦。勿論RAZOもスポンサード。
のちにゲームのグランツーリスモに登場。
2011 -
USA TOYOTAにTUNDRA TRD PROのシフトノブを供給。
その後TRD PROシリーズ各車のシフトノブを供給。
2014 -
笹原右京選手とアドバイザー契約。
オーストリアの高校に通いながら、ヨーロッパのフォーミュラレースに参戦しており、 すでに世界基準であることに将来性を期待し、アドバイザーを依頼。
2014
コンペティションスポーツペダルがグッドデザイン賞を受賞。
ヒール&トゥ操作をより的確に行えるよう、操作面形状を可変できるヒールプレート(アクセル)とトゥプレート(ブレーキ)が装備されたスポーツペダルにおいて、 アルミの高い質感と明快な機能性が評価された。
2017 -
USA TOYOTA向けにライン装着用シフトノブ出荷開始。
2018 -
津川信次選手とアドバイザー契約。
津川信次選手は、全日本ジムカーナの最速クラスを2014年~2018年まで5連覇。
ランサーエボリューションⅩにRAZOペダル付けて参戦している ことがわかり、RAZOからコンタクトを取りアドバイザー契約へ。
2017 - 2019
USA TOYOTAへのシフトノブの供給が順調に推移。
Car Mate USA, Inc. が3年連続で、USA TOYOTA Supplier Award 受賞
ADVISORS
レッツォ(RÄZO)では、常に現役レーシングドライバーをアドバイザーに迎え、
製品を実践で活用する中での気づきをフィードバックしていただき、
製品開発に役立てています。RAZOアドバイザーをご紹介します。
今村陽一選手
D1グランプリシリーズにおいて4度もシリーズチャンピオンを獲得したトップドライバー。2000年よりRAZOアドバイザーに。 2004年に480gの重量のあるドリフトスペックノブを共同開発し発売。
津川信次選手
全日本ジムカーナの最速クラスで2014年~18年まで5連覇。ランエボⅩにRAZOペダルを付けて参戦していることがわかり、RAZOからコンタクトを取り2018年よりアドバイザーに。
ジムカーナ最速SAクラスの激しいペダル操作を確実に行えるようにRAZOペダルを選んで装着していただいていると知り、非常に嬉しかったです。今後も、津川選手の意見を活かし、競技の中でも真価を発揮できる製品を開発していきます。
折目遼選手 HP
フォーミュラドライバーだった折目選手が2008年にスーパーGT選手権にデビューした時からアドバイザーに。折目選手の紹介により、RE雨宮とのコラボもスタート。
笹原右京選手 HP
2014年、オーストリアの高校に通いながら、ヨーロッパのフォーミュラレースに参戦しており、 すでに世界基準であることに将来性を期待し、アドバイザーを依頼。
RAZOでは重量ノブのサーキット走行での有効性を説いていましたが、今村選手に試作品をテストしていただき、ドリフトで重量ノブの有効性を実証し製品化へ。その後、重量ノブがドリフトドライバーに求められるきっかけに。